パーセントの計算方法|「○は△の何%」が一瞬でわかる3つの式

公開日:2026年10月16日 / カテゴリ:計算の知識

「テストで50問中38問正解。正答率は何%?」「売上が80万円から100万円に増えた。何%アップ?」——パーセントの計算は仕事でも日常でも頻繁に登場しますが、「どれをどれで割るんだっけ?」と迷いがちです。実はパーセントの計算は、たった3つの式を覚えるだけでほぼすべてに対応できます。

パーセントとは「100を基準にした割合」

パーセント(%)は「百分率」とも呼ばれ、全体を100としたときの割合を表します。たとえば「全体の半分」は50%、「全体の4分の1」は25%です。つまりパーセントを求めるとは、「全体を100とみなしたら、その部分はいくつになるか」を計算することです。

式①:AはBの何%?(割合を求める)

AはBの何% = A ÷ B × 100

「部分 ÷ 全体 × 100」と覚えると迷いません。「何%?」と聞かれている側が全体(割る数)です。

例:50問中38問正解の正答率

38 ÷ 50 × 100 = 76%

例:100は400の何%?

100 ÷ 400 × 100 = 25%

式②:AのB%はいくつ?(割合から数値を求める)

AのB% = A × B ÷ 100

「全体 × 割合 ÷ 100」です。消費税や割引額の計算はこの式そのものです。

例:500円の20%

500 × 20 ÷ 100 = 100円

例:定員120人の15%

120 × 15 ÷ 100 = 18人

式③:増加率・減少率(変化の割合を求める)

増減率 =(変化後 - 変化前)÷ 変化前 × 100

ポイントは「変化前」で割ることです。前年比・前月比はすべてこの式で計算します。結果がプラスなら増加率、マイナスなら減少率です。

例:売上が80万円→100万円

(100 - 80) ÷ 80 × 100 = 25%増

例:会員数が500人→450人

(450 - 500) ÷ 500 × 100 = -10% → 10%減

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10%を基準にする

10%は「末尾のゼロを1つ取る」だけなので一瞬で出ます。そこから掛け算・割り算で他の割合を導けます。

25%・50%は分数で考える

25%は4分の1、50%は2分の1、75%は4分の3です。「800の25%」なら 800÷4=200 と割り算1回で済みます。

割・分・厘との対応

日本語では「3割引き」「打率3割5分」のように「割・分・厘」も使われます。パーセントとの対応は次のとおりです。

表記パーセント小数
1割10%0.1
1分1%0.01
1厘0.1%0.001
3割5分35%0.35

注意:「割」は1割=10%ですが、「分」は文脈で意味が変わります。「3割5分」の分は1%ですが、「五分五分」の分は50%(半分)を指します。

よくある間違い

「パーセント」と「パーセントポイント」の混同

支持率が40%から45%になったとき、「5%上がった」と言いがちですが、正確には「5ポイント上がった」です。パーセントで言うなら (45-40)÷40×100=12.5%増です。

割り算の順番を逆にする

「100は400の何%」を 400÷100 と計算すると400%になってしまいます。「何%?」と聞かれている側(全体)で割るのが正解です。

まとめ

パーセントの計算は「①部分÷全体×100」「②全体×割合÷100」「③(後-前)÷前×100」の3つで解決します。迷ったときは「何を100とみなすか(全体はどれか)」を確認しましょう。計算ツールを使えば、式の選択から答えまで一瞬で確認できます。